ハワイアンレイとは
レイ(Lei)は花や貝などで作られたハワイの伝統的な装飾品のひとつです。その昔、ハワイでは自然のあらゆるものに神が宿るとされました、レイ(Lei)は、動植物・山や海等あらゆる自然に宿る神々を崇める方法で、フラで祈りを捧げる際にも用いられました。
つまり、贈る相手を想い感謝を表す装飾品で、今でも冠婚葬祭等の人生の節目で用いられます。
ハワイの挨拶で有名な「アロハ」は、「Akahai(思いやり)」「Lokahi(調和)」「Olu'olu(喜び)」「Ha'a Ha'a(謙虚)」「Ahonui(忍耐)」という5つの言葉の頭文字を取った単語が「ALOHA(アロハ)」で、前述すべての意味を持ちます。レイ(Lei)は、作り手や送り主のアロハの気持ちを表わしています。
Leiを贈られたら、最後はゴミとして捨てずにドライフラワーする、または、ほどいて土や海の自然に還してあげましょう。その為にレイは自然の素材で出来ています。
レイには贈り主の心が宿っており、ゴミ箱に捨てる事は贈り主の気持ちを捨てることになってしまうからです。
ハワイアンレイの製作者
小河 靖典
東京都目黒区にあるフラワーショップ経営者。2000年単身ハワイに渡り、ハワイ大学でハワイアンカルチャーを教える高名な講師に師事。伝承的なハワイアンレイの作り方を学ぶ。2004年日本初ハワイアンレイの専門店を東京都恵比寿にオープン。2014年目黒店と合併。現在に至る。